パンのカビ食べてしまった時の対処法は?殺菌作用のある食品を食べる!

パンを食べていたらある程度食べ終わったころに、ふとパンを見るとカビがあったと気づいたとき、とても焦りますよね。

いつ体調が悪くなるのか、病院に行った方がいいのか、考えるとさらに不安になって具合が悪くなってしまったり。

暑い季節や、湿気の多い時期は特にパンはカビやすいので注意が必要です。

実は一年中パンにパンにカビは生えるものなのです!

そこでこの記事では、パンに生えるカビについて以下のことをまとめます。

  • もしパンカビを食べてしまったときどうする?(対処法)
  • カビの部分だけ取って他は食べてもいいのか
  • そもそもカビが生えたパンは捨てた方がいいのか
  • パンをカビさせないための方法

をお伝えしていきます。

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カビたパンを食べてしまった時の対処法

パンを食べてしまってからカビでいたことに気づいた場合は、どうすれば良いかの対処法についてまとめます。

①体調の確認をする

みなさんが一番心配になるのは、カビたパンを食べたことによって、おなかが痛くなったり、吐いたりしないかという健康被害ですよね。

カビが生えたパンを食べてしまった場合、焦ってしまうと思いますが、まずは落ちて着くことが大切です。

よく見なければわからないような、小さいカビの生えたパンであれば、食べてしまったとしても食中毒になることは少ないです。

もともと、空気中には目に見えない数多くのカビが存在していて、食べ物や食器にもカビはついている場合があり、日常的に口に入っています。

カビは自然界に存在するものなので、カビが生えたパンを食べたからと言って、すぐに腹痛や食中毒を起こすわけではありません!

少量のカビを食べてしまっても、過度に心配する必要はないです。

しかし、カビが生えているものは、食べないに越したことはありません。

見た目でわかるような大きなカビが生えたパンを食べてしまうと、体調が悪くなってしまう可能性があります。

パンを食べる前には、カビが生えていないかよく見てから食べるようにしましょう。

②殺菌効果が期待できる食べ物を摂取する

カビたパンを食べても焦らなくて大丈夫!とは言っても、やはり気になってしまいますよね。

もしカビの生えたパンを食べてしまった時は、殺菌効果のある食べ物や飲み物を摂取すると安心です。

殺菌効果のある物の代表的な食品

  • お酢
  • 梅干し
  • 緑茶

などが挙げられます。

梅干しの殺菌効果

 

梅干しは水分が少なく塩分も豊富なので防腐作用もあり、酸っぱいと感じるクエン酸も含まれているため、殺菌作用があります。

梅干しは、ご飯のお供にもなりますし、お弁当に入れることも多いですよね。

冷蔵庫に常備している場合は、梅干しを一粒食べましょう!

酢の殺菌効果

また、お酢は殺菌力の最も高い調味料なので、お酢を摂取するのもオススメです。

よく食中毒防止のために、お酢を使った料理を作ると良いとも言われています。

殺菌効果を期待してお酢を飲む場合でも、酢の原液をそのまま飲むのは、喉や食道によくありません。

お酢は水やお湯などで必ず5倍に薄めて飲みましょう!

夏の暑い時期は、食中毒になりやすい時期と言われているので、お酢を常備しておけば料理にも使えるので、1本あると安心ですね。

緑茶の殺菌効果


緑茶に含まれるカテキンには、殺菌・抗菌作用があり、食中毒菌に関しては強い殺菌力を示すと言われています。

市販のペットボトルで売られている冷たい緑茶でも効果はありますが、急須から入れた温かいお茶ですと効果はさらに高まります。

カビたパンを食べたと気づいたとき、湯呑み1杯分の緑茶を飲むと良いでしょう。

③症状が酷い/続くようなら病院を受診

カビたパンを食べて食中毒になってしまった場合の主な症状は下痢や嘔吐です。

下痢や嘔吐の症状は食後1時間〜5時間後くらいに出始めます。

たいていの場合は2・3日で全快するため、重症化することはあまりありません

しかし、下痢・嘔吐が続いたり、発熱したりの症状が改善する傾向がない場合は、早めに病院へ

を受診した方が良いでしょう。

下痢による脱水症状には経口補水液OS1が効果的です。

室内での熱中症予防のためにも常備しておくと安心です。

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カビの部分だけ取って残りを食べるのは危険な理由

カビの生えたパンはカビの部分だけを取って、残りを食べても大丈夫なのでしょうか?

実はカビの胞子は、目に見えないところまで根をはって広がっています。

そのため、カビの生えている所だけちぎったとしても、見えない部分にカビが根をはっている可能性があるので、カビの生えたパンは食べるのはやめた方がいいです。

カビが生えたパンは食べられる?捨てる?

カビが生えたパンは食べずに捨てましょう。

見た目で分からなくても、カビが全体に広がっている可能性があります。

捨てるのはもったいないという気持ちもあるかとは思いますが、あとから体調不良になった時のことを考えると捨てる方が良いです。

家庭で保管していてカビてしまったパンは、食べてはいけないということはわかりましたが、カビを利用して使った食品もたくさんありますよね。

例えば、納豆やブルーチーズなど、これらの食材もカビを利用して作られた食材です。

食べ物として美味しく食べられるものがあるのだから、カビたパンを食べたとしても、問題ないのではと考えてしまいがちですが、それは違います。

カビを利用して作られた食品には、人間にとって無害なカビを独自の技術を使って培養しています。

また、食品管理もとても大変で、たくさんの人々の知恵と技術がつまっていて、私たちは安心して美味しく食べられています。

カビの生えたパンは、見た目だけでは害があるか、ないかはわからないため、どんな状況でも自分の判断だけで、カビたパンを食べることはやめましょう。

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パンにカビを生えにくくするための予防法

パンにカビを生えにくくする方法を見ていきましょう!

カビが生えやすいのは、高温多湿の場所で保管することです。

特に、夏の暑い時期や梅雨の時期はパンにカビが生えやすいので、常温で保存するのはやめましょう。

1.パンの袋を密封する

外気に触れることで、パン袋の中に湿気が入ってしまい、そこからカビが発生してしまいます。

一度開封したパンの袋は必ず密封するようにしましょう。

2.パンを冷凍保存する

パンを保存する方法としてオススメなのは、長期保存できる冷凍保存です。

一枚ずつラップで包んで、ジップロックに入れて保存をすると良いです。

解凍するときは、凍ったままトースターで温めれば美味しく食べることが出来ます。

風味も食感も損なわずに美味しく食べることができるので冷凍保存はオススメです。

冷凍焼けや他の食材の臭い移りを避けるためにも、2週間以内に食べると美味しく食べることができます。

遅くても1ヵ月以内に食べきってくださいね。

冷凍するときは、霜による食感の低下を防いでくれる専用の袋の利用がおすすめです!

少し手間はかかりますが、長期保存が可能で、美味しく食べることができる冷凍保存は特にオススメです!

3.冷蔵庫で保存する

また、カビの発生を遅らせるという点では、冷蔵保存でも問題はないですが、水分が飛びやすく、食感も変わってしまいます。

また、冷蔵庫はパンの長期保存には向かないです。

パンを冷蔵庫に入れる場合は、表示されている消費期限内に食べきるようにしましょう。

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カビてしまったパンを食べた時のまとめ

カビてしまったパンを食べてしまった時の対処法についてお伝えしました。

まとめると

  • カビたパンを食べたときの対処法は、自分の体調を確認し、体調不良が続くようなら病院へ
  • カビは全体に広がりやすいので、カビの部分をちぎって食べるのはNG
  • カビていると分かった時点で食べずに捨てる
  • パンをカビさせないためには、長期保存できる冷凍保存がおすすめ

カビたパンを食べてしまった時、どうしようと心配になってしまいますが、カビによる食中毒は重症化しにくいので、過度に心配しすぎる必要はありません。

不安な時は、殺菌作用のある飲み物や食べ物を食べると安心です。

カビたパンを食べてしまっても、心配しすぎず落ち着いて体調を確認するといいですね。

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