金木犀は魔除けになる?実は怖い花言葉や意味・庭に植えてはいけない理由も調査!

オレンジ色の鮮やかな花と、甘い香りが人気の金木犀。その香りの良さから、日本三大芳香木の一つにも数えられています。

日本で古くから愛されている金木犀ですが、「花言葉が怖い」「縁起物として重宝されている」「魔除け効果が期待できる」「金木犀は植えてはいけない」など、さまざまな噂がある花でもあります。

今回はこれらの噂について調べてきましたので、金木犀をもっとよく知りたいという方はぜひご覧ください。

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金木犀に魔除けの効果はある?

金木犀は強い香りが邪気や悪い運気を払うとされ、日本では古くから優れた魔除け効果を持つと伝えられてきました。

そのため、家の中に邪気が入らないようにする目的で、玄関先に金木犀を植えているご家庭も多いです。

風水でも金木犀は良い意味を持っており、北東、東、東南、南西に植えると運気アップをもたらすと言われています。

これから金木犀を植えようと思っている方は、植える方角をしっかりチェックすることをおすすめします。

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金木犀の香りの効果

金木犀は非常に香りが強い花の一つで、香水やヘアオイルなど多くの商品に使われています。

リラックス効果や安眠効果にも期待でき、心身を癒したい方へおすすめしたい香りの代表格です。

また、金木犀の香りによって食欲を抑制されるため、ダイエット効果に期待できるとの論文も一部で発表されています。

人間には良い匂いに感じる金木犀ですが、金木犀に含まれる「γ-デカラクトン」という成分が、蚊や一部の害虫に対する防虫効果を持つことが分かっています。

そのため、虫よけ商品として金木犀の香りがラインナップされることも多いです。

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金木犀(キンモクセイ)の花言葉

金木犀の花言葉には「謙虚」「謙遜」「気高い人」「真実」「初恋」「陶酔」などがあります。

なぜこのような花言葉が付けられることになったのか?その由来を次でご説明いたします。

金木犀の花言葉の由来は?

金木犀の花言葉「謙虚」や「謙遜」などは、全体の大きさに対して花が小さく咲くことを由来としています。

小さな花は控えめな印象を人に与えるため、金木犀の花言葉としてピッタリと言えます。

「真実」は香りの強さによって、誰にも花の存在を隠すことのない有様を指しています。

「初恋」は忘れられない甘酸っぱい香りから。

「陶酔」は香りの強さで人を酔わせるところをそれぞれ由来としてます。

このように金木犀には良い意味のものが揃っています。これだけ見ると、怖い印象を金木犀に抱くことはありません。

金木犀の花言葉に怖い意味はある?

しかし、「幽世」や「隠世」など、ちょっと怖い花言葉も金木犀には存在します。

どちらも「かくりよ」と読み、意味は「死後の世界」を指しています。

金木犀特有の香りの強さがあの世まで届いて、現世とあの世を繋ぐ力を持つ、という考えを由来としています。

怖い意味を持つように感じますが、この花言葉は「裏花言葉」と呼ばれる非公式のものです。

裏花言葉はいずれも、怖い若しくは悪い意味を持つものばかりが揃っているため、あまり気にする必要はありません。

金木犀の別名や別の読み方は?

金木犀には「木犀花(もくせいか)」という別名があります。

また、金木犀の原産国である中国では「丹桂」「金桂」「桂花」と呼ばれています。

日本国内では金木犀と呼ぶのが一般的で、それ以外の名前はあまり浸透していません。

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金木犀とは?基本情報

金木犀は中国を原産とする、常緑小高木樹の一種です。

日本には本来自生しておらず、江戸時代初期に中国から渡来し、その後日本全国に挿し木で増やされたと言われています。

5~8mほどの大きさに育つ樹木で、9月中旬~10月下旬をピークに花を咲かせます。

花は小さいながら鮮やかな色で、匂いが非常に強い特徴を持っています。

その匂いはとても良く、春の沈丁花(チンチョウゲ)、夏のクチナシ、そして秋の金木犀として、日本三大芳香木の一つにも名を連ねています。

中国では花の部分を乾燥させて漢方薬として使うこともあり、観賞用としてだけでなく食用及び薬用としても大活躍しています。

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金木犀は植えてはいけないって本当?

金木犀は匂いが良く魔除け効果も期待できるため、庭にスペースがあるご家庭なら植えたくなりますよね?

しかし、金木犀は気軽に植えるべき樹木ではありません。

植える前に金木犀の特徴をしっかり把握していなければ、後で大きな後悔をする恐れがあります。

以下に、金木犀を家の庭に植える上での注意点を3つまとめてみました。

1.害虫対策
2.日当たりが悪く、風通しの悪い場所はNG
3.定期的な剪定が必須

1.害虫を寄せ付ける場合も!対策は必至

金木犀は蚊やモンシロチョウなどに対して、優れた防虫効果を発揮します。

しかし、アブラムシやケムシ、ハダニなどの虫は金木犀を好むため、対策をしなければ大量に湧いてしまう恐れがあります。

害虫対策なしで放置していると金木犀が傷むだけでなく、家族の健康被害にも繋がりかねません。

金木犀を植えた後は、必ず害虫対策を実施しましょう。

2.日当たりが悪く、風通しの悪い場所はNG

金木犀は極端な寒さと、過度な湿気に弱い特徴を持っています。

そのため、金木犀を植える際は、日当たりの良さと風通しの良い場所を重視して選ぶ必要があります。

また、水はけがよく肥沃な土壌を好みますので、植える場所の土壌も念入りにチェックしなければいけません。

3.定期的な剪定が必須

整った環境に植えられた金木犀は、放置しているとどんどん大きくなっていきます。

ただ大きくなるだけでなく横方向にも広がりやすいため、定期的に剪定を実施しなければ圧迫感を生みだしてしまいます。

金木犀の剪定方法はいろいろありますが、下記動画が初心者向けに紹介されていますので、詳しい剪定方法を知りたい方はぜひ参考にしてください。

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金木犀の花言葉や魔除け効果の由来 まとめ

金木犀の花言葉や魔除け効果の由来、植え方の注意点など、幅広い内容でまとめてみました。

身近にある金木犀でも、今回初めて知った内容も多いのではないでしょうか?

その独特の香りで多くの人を魅了する金木犀ですが、これからは今回得た知識を活用して、さまざまな使い方を試してみるのをおすすめします。

また、これから庭に金木犀を植えようと思っている方は、今回紹介した注意点を考慮して植えるようにしましょう。

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