粉末緑茶が危険な理由は?デメリットとダニ・酸化が怖い!保存方法も紹介

粉末緑茶が危険といわれる理由についてまとめます。粉末緑茶は飲んではいけない、買ってはいけないのはなぜなのでしょうか?

お湯を入れるだけでおいしいお茶が簡単に作れる粉末緑茶は、全国展開している有名回転寿司店のテーブルによく配置されている、あのお茶のことです。

お茶の栄養素を余すことなく摂取できますので、健康効果を期待して粉末緑茶をご家庭で愛用している方もいらっしゃいます。

しかし使い方を間違えてしまうと、体に危険を及ぼすことはあまり知られていません。

今回は粉末緑茶がもたらす危険性や飲むことによるデメリット、正しい保存方法をまとめましたので、これから粉末緑茶を愛用しようと考える方はぜひ参考にしてください。

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粉末緑茶が危険といわれる理由は?飲んではいけないの?

粉末緑茶が危険で体に悪いといわれている理由を解説していきます。

粉末緑茶が危険といわれる理由①ダニが発生する

粉末緑茶が危険といわれる一番の理由は、粉末緑茶の中にダニが繁殖しやすいという理由が挙げられます。

部屋のさまざまな場所に生息しているダニですが、粉末緑茶の中に入ると大量繁殖する恐れがあります。

ダニが好む環境は以下の通りです。

  • 温度が20~30度
  • 湿度が60~80%

上記2つの条件が整った環境で粉末緑茶を放置すると、ダニは内部で一気に繁殖してしまいます。

ダニアレルギーを持っている方がダニ入りの粉末緑茶を飲んでしまうと、アレルギー症状を起こすため大変危険です。

ダニは非常に小さく、目視で確認することが難しいので、ダニが入らないよう保管には細心の注意を払わなければいけません。

粉末緑茶が危険といわれる理由②酸化による劣化が早い

粉末緑茶は茶葉と比較して酸化しやすい特徴を持つため、一度開封すると普通の茶葉より味の劣化が早く進みます。

一度酸化すると元に戻ることはなく、緑茶特有の風味も落ちてしまいます。

風味の落ちたお茶は、味も不味いです。自分で飲む場合はまだ良いのですが、お客様に出すのは失礼なので、開封して時間の経った粉末緑茶を、お客様用として使うのは控えましょう。

粉末緑茶の酸化が原因で、体に大きな害を与える心配はありませんが、おいしく飲むために開封後は早めに使い切るようにしましょう。

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粉末緑茶のデメリットは?

粉末緑茶のデメリットとして最も大きいのが、過剰摂取による体調不良です。

粉末緑茶に含まれるカテキン・カフェイン・シュウ酸は、必要以上に摂取すると人体に悪影響を与えてしまいます。

貧血や便秘、下痢や睡眠障害が起こりやすい

カテキンは体内で鉄分と結合しやすく、過剰摂取すると鉄分不足による貧血を起こしやすくなります。

また、腸の粘膜のけいれんを抑える作用も併せ持つため、便秘にもなりやすいです。

他にも粉末緑茶に含まれるカフェインは、中枢神経を刺激する作用を持っており、過剰摂取によって睡眠障害や下痢を招いてしまうというデメリットもあります。

眠気覚ましで大量にお茶を飲む方もいますが、眠りたいときに眠れなくなる恐れがあります。

尿路結石の危険性も!

粉末緑茶に含まれるシュウ酸は、体内でカルシウムと結合し、シュウ酸カルシウムを生成します。

少量であれば特に問題ありませんが、過剰摂取すると結晶が形成されやすくなります。

小さな結晶はそのまま尿として排出されますが、大きな結晶は尿管に詰まって尿路結石を引き起こすといわれています。

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粉末緑茶の飲みすぎは体に悪い?1日の適量は?

粉末緑茶を飲むデメリットをお話ししてきましたが、これは、過剰摂取をした場合に体調不良を招きやすいということです。

しかし粉末緑茶は、適量であれば体に良い効果をもたらしてくれます。

では、粉末緑茶の適量はどれくらいなのでしょうか?

粉末緑茶の種類によって成分の配合量が異なりますが、1日6~8gが適量です。

湯呑み1杯分がおよそ0.25~0.5gなので、0.25gで計算すると1日24~32杯に相当します。

濃い緑茶が好きな方は、1日20杯を超えないようにしましょう。

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粉末緑茶の保存方法は?

開封済みの粉末緑茶は、直射日光と高温多湿を避けた場所で保存してください。

気密性及び遮光性に優れた容器へ移し替えるのがおすすめです。

結露が発生したり食品の匂いが移ったりする恐れがあるため、冷蔵庫での保存はおすすめしません。

未開封の粉末緑茶であれば、冷蔵庫で保存しても大丈夫です。

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粉末緑茶と抹茶・粉末緑茶・粉茶の違いは?

粉の形をしたお茶は、「抹茶」「粉末茶」「粉茶」に分けられます。

見た目はどれも粉状ですが、大きな違いがあります。

抹茶とは

抹茶は、碾茶(てんちゃ)を粉末状にしたものです。

碾茶は日差しが当たらない環境で育てた茶葉を原料としており、通常の茶葉より製造過程に手間が掛かっています。そのため、茶葉の中でも高級品に分類されます。

粉末茶とは

粉末茶は、煎茶(せんちゃ)を粉末状に加工したものです。

煎茶は一般的な茶葉で、古くから庶民の間で飲まれてきた歴史を持っています。

太陽の光をたっぷり浴びて育った煎茶は、カテキンが碾茶より多いのが特徴です。

粉末茶とは

粉茶は煎茶を作る過程で出てくる、細かな粉を集めたものです。

味が濃く、安価で購入できます。お湯に溶けることがないため、粉茶を淹れるには急須や茶こしを使わなければいけません。

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粉末緑茶の効果効能

茶葉を使ったお茶は、茶葉の成分の一部しか摂取することができません。しかし、粉末緑茶は茶葉の成分を、ほぼ100%摂取できます。

粉末緑茶にはさまざまな成分が含まれていますが、一番注目すべき成分はカテキンです。
カテキンは以下の通り、体に嬉しい効果を数多く持っています。

カテキンの効果効能

  • 抗酸化作用による老化の抑制効果
  • 抗菌効果
  • 殺菌効果
  • 生活習慣病の予防効果
  • 脂肪燃焼効果など

粉末緑茶を適量摂取するとカテキンの効果によって、健康で若々しい体が目指せます。

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粉末緑茶の飲み方やレシピを紹介

■普通の粉末緑茶の飲み方

コップに1杯分の粉末緑茶を入れ、お湯を注いでください。

溶け残りがあると味や口当たりが悪くなるので、しっかりかき混ぜましょう。

■緑茶ラテ

お湯を牛乳に代えると、和の味わいが楽しめる緑茶ラテが作れます。

■パンやクッキーに入れる

細かい粒子状に加工されている粉末緑茶は、お菓子作りの材料としてもお使いいただけます。

パンやクッキーの生地に加えるだけで、簡単に緑茶風味のお菓子に仕上がります。

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粉末緑茶は危険で体に悪いのか まとめ

粉末緑茶は、飲み方や保存方法を間違えると体に害を与える恐れがあるため、ある意味、粉末緑茶は危険で体に悪い食品と言えます。

「リスクを回避するために粉末緑茶は飲まない」というのも一つの選択肢です。

しかし、粉末緑茶は体に良い効果も多数持っているのも事実です。

1日の適量を守って正しい飲み方をすることや、保存方法を実施することは、それほど難しくはありません。

悪いところばかりではなく良いところにも注目して、粉末緑茶を普段の生活に取り入れてみてはいかがでしょうか?

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