着圧ソックスはむくみを改善するなど効果がありますが、実は使い方によってはデメリットもあり、履かない方が良い方もいるのがあまり知られていません。
リモートワークが増え、外出も控える中で体重が増えて体型もやばくなってきた…とダイエットを決意したという人も多いのではないでしょうか?
足のむくみを取り、ダイエットや足痩せ効果もあるとされているのが『着圧ソックス』です。
メディキュットが有名ですが最近は様々なメーカーさんが商品を出しており、人気ですね!
しかし、そんな着圧ソックスですが履かない方がいい方はどんな方で、デメリットにはどういうものがあるのか気になります。
そこで今回は、着圧ソックスは履かない方がいいのか?デメリットはある?
また着圧ソックスの効果的な履き方を調査しました!
着圧ソックスを使っている人!購入を迷っている人は読んでみて下さい。
着圧ソックスは効果ない?デメリットは?
着圧ソックスは実際にどんな効果があるのでしょうか?
圧着タイツやソックスは、元は医療用弾性ストッキングで、下肢静脈瘤の予防やエコノミークラス症候群の予防を目的に作られたものです。
主な効能としては、血流の循環を補助する物で、これを市販用に転用したのが圧着タイツです。
私も使っていますが、朝起きた時にスッキリした感じがして気に入っています!
しかし、着圧ソックスは効果がないという方や、使い方によってはデメリットも存在するので、ここでは代表的なデメリットを5つ紹介します。
①血流が悪くなり足が冷たくなる
着圧ソックスのデメリット1つ目は『足が冷たくなる』ということです。
着圧ソックスを履いたまま、座ったりなど足を曲げたままにすることで血流が悪くなり足が冷たくなってしまいます。
椅子に座っているなど、同じ姿勢を取り続ける時には、たまに立つなどして血流を促しましょう。
足が冷たくなると、睡眠の妨げにもなるので注意が必要です!
寝る時に着圧ソックスを履きたい方は夜用を選ぶようにしてください。
②うっ血しむくみが悪化する
着圧ソックスのデメリット2つ目として『うっ血しむくみが悪化する』ということがあげられます。
うっ血とは、体のある部位に静脈の血が溜まった状態のことをいいます。
そのせいでむくみが悪化してしまうことがあるんです。
足を細くしたくて着圧ソックスを履いているのに、逆に自分でむくみを促進してしまう原因になりかねないため注意が必要です!
特にサイズが合わずに締め付けすぎる場合は注意が必要です。
③サイズや素材によっては痒くなる場合がある
着圧ソックスのデメリット3つ目は『痒くなる』ということです。
着圧ソックスのサイズや生地が合っていないと、痒くなってしまい肌トラブルの元になってしまいます。
特に敏感肌の人には、サイズや素材に注意しましょう。
④太ももが筋肉痛になる
着圧ソックスのデメリット4つ目として『太ももが筋肉痛になる』ということがあげられます。
「着圧ソックスを履いているだけなのに筋肉痛?」と思う人もいると思いますが、圧迫され血流が悪くなり、痛み、筋肉痛のような痛みが出ることがあります。
筋肉痛というのは普段としてはいいことなのかもしれませんが、着圧ソックスを履いての筋肉痛はあまり良い現象ではないので、注意した方がいいかもしれません!
⑤血行不良でしびれが起こる
着圧ソックスのデメリット5つ目は『血行不良でしびれが起こる』ということです。
正座をしていてしびれるのと同じ要領で、血行不良になることで、しびれが起こります。
その時間が長くなることでうっ血や痒み・冷えにつながるため、しびれが起きたらすぐに使用をやめましょう!
⑥汗や蒸れに注意する
着圧ソックスは肌に密着しているため汗をかいた時に蒸れやすくなります。
特に夏場は蒸れやすく、かぶれなどが起きやすくなります。肌の弱い方は汗やムレにも注意してください。
また夏場はネットに入れてこまめに洗濯するといいですね!
着圧ソックスの逆効果にならない使い方・履き方は?
着圧ソックスの逆効果にならない効果的な使い方・履き方を紹介します。
サイズや着圧の強さは自分に合ったものを選ぶ
足の太さは人によって様々です。自分のサイズに合った着圧ソックスを選ぶことで適度な血流を促すことができます。
むくみ具合や体型に合わせて着圧の強さを変えましょう!
商品に合わせて正しく履く
着圧ソックスは商品によって履き方が異なります。
圧力が正しい位置にかかるように、取扱説明書をよく読んで正しく履きましょう。
仕事中などの立ち仕事の際に履くと疲れを軽減
立ち仕事などの疲れ・むくみがちな時に履くようにしましょう。
着圧ソックスが適度に足に圧力をxため血流の流れが良くなります。
そうすることで、足が疲れにくく長い時間でも立ち仕事がしやすくなります。むくみも改善し象足になることを防げます。
また、1番夕方にむくみやすいため、その時間に向けて日中に履くようにしておくと翌日に疲れを持ち込まずに済みますよ!
1日中は履かないで履く時間を調整する
着圧はすればするほどいいと思われがちですが、着用時間が長いと上記でお伝えした通りデメリットも多くなります。
夜履くならば、日中は履かない・日中履くならば、夜は履かないといったメリハリも大切ですよ!
帰宅後、お風呂に入ってから寝る前に履くなど時間やルールを決めるといいですね。
圧着タイツには、昼用と夜用があり、昼用は圧力が強く、夜用は弱くなっています。
目的に応じて、使い分けるといいですね!
商品によっては夜睡眠時は履いてはいけないという着圧ソックスもあるので、用法を守るようにしてください。
産後のむくみの解消に効果的
産後のむくみってなかなか取れませんよね…。
そんな頑固なむくみは着圧ソックスで取れることがあります。
もちろん、体の調子を見てになるので、いつから着用ソックスを付けることができるという断言はできませんが、産後直ぐに履いてもいいという意見が多いみたいです!
ただし、むくみが排出されるため利尿作用が働くこともあるので、水分を多めに取るなどの注意が必要です。
寝る時はむくみや冷えが気になる時だけにする
着圧ソックスを寝る時に履くのであれば、むくみや冷えが気になるときのみにしましょう。
寝る時は長時間になりがちです、長く付けていればいいというわけでもないですし、眠りの質を下げてしまう事にもなりかねません。
睡眠時に使うのは、薬の頓服のようにどうしても気になった時だけに、使うようにすると良いですよ!
ふくらはぎのみの着圧ソックスも効果的!
最近では、ふくらはぎのみの着用ソックスも多い為、そういったものを利用するのも良いですよ!
太ももの方まで来てしまうと血流を止めてしまうこともあるので、毎日使うのは難しいです。
ふくらはぎのみのタイプならば、締め付けによる血流をそこまで気にしなくても毎日使うこともできそうです。
コスパもふくらはぎのみの方が安いのでおすすめですよ!
医療用の着圧ソックスと市販の商品との違いは?
下肢静脈瘤などができてしまっている場合は、着圧力の強い医療用の着圧ソックスを利用するようにしましょう。医療用とは別名、弾性ストッキングといいます。
医療用の着圧ソックスは市販のものよりも着圧の強さが強いですがそのぶん値段も高いです。
足首→ふくらはぎへ段階圧をかけることで筋ポンプ作用を助け血流を促します。
普段使いなら一般にドラッグストアで売られているメディキュットのような商品で良いでしょう。
着圧ソックスは履かない方がいいの?デメリット まとめ
着圧ソックスは履かない方がいいのか?デメリットと効果ある履き方を調査していきました。
着圧ソックスは履けば履いた分だけ効果があるというわけではないので、長時間は使わないように注意しましょう!
細くなるつもりが肌荒れしてしまったり、逆にむくんだりと悩みが増えてしまう事もあるので使用方法を守って使いましょう!